はじめに
2018年頃から
日本でも人気が出だし
今では10代~40代の人々に
絶大な人気を誇るアプリとなった
TikTok(ティックトック)。
YoutubeやInstagramなどと違い
これまで「収益化が出来ない」とされてきた
TikTokの日本版ですが、
遂に2020年7月から
収益化がスタートされる事となりました!
そこでこの記事では
まだ全貌が明らかになっていない
『TikTokの収益化』について、
先んじて収益化が進められている
海外TikTok の例を参考に
情報をシェアしていきたいと思います!
日本のTikTokでは収益化できなかった
実は日本のTikTokではこれまで
TikToker(ティックトッカ―)と呼ばれる
動画投稿者に対しては
「広告収入」などの収益が発生せず
動画の再生回数や
フォロワー数が多いにもかかわらず
動画投稿者には
TikTokからお金が支払われることは
ありませんでした。
こちら(↓)の記事でも紹介している
日本No.1のフォロワー数を持つ
じゅんやですら
TikTokからは
1円も貰えていません。
誰でも収益化できるわけではない
そして今回の
「TikTok収益化スタート」で
話題となっているのが
『一部の動画投稿者しか収益化ができない』
という点です。
今回、日本のTikTokが
収益化の対象としたのは、
「優秀投稿者に選ばれた人」のみ。
この「優秀投稿者」の
具体的な選定基準などは
公表されていません。
一部では
「フォロワー数 5万人以上」
が優秀投稿者に選ばれる傾向にある
という話です。
(参考:https://snsdays.com/tiktok/incentive-monetize-the-details/#i)
またフォロワー数以外にも、
- 動画の投稿数
- 動画の再生回数
- 「いいね」の数
- 再生時間が長い
- コメントがたくさんついている
といったポイントが
優秀投稿者として選ばれるための
基準となっているという事です。
海外の人気TikTokerは10代で億万長者に!?
中国の企業が提供する
TikTokですが、
現在は中国や日本だけでなく
インドやアメリカなど
世界中で利用者が増えています。
その中でも
世界一のフォロワー数で知られる
ローレン・グレイ(Loren Gray)は
若干18歳にして
TikTokからの収益だけで
年収2億円以上!
と言われています!
ちなみにフォロワー数は
ローレン・グレイがトップですが、
収益化という点においては
19歳のアディソン・レイ・イースターリング
が現在世界ナンバーワン!!
なんとTikTokとオリジナル商品の販売で
5億円以上の年収 (「年」ですよ!)
があると言います!
まだ2人とも10代ですよ?!
信じられません・・・!!!
海外のTikTok収益化の方法
中国やインド、アメリカなどでは
すでに動画投稿者への
収益化が導入されているTikTok。
一体どのようにお金が発生するのでしょうか?
TikTokでの収益化には
いくつかパターンがあり、
① ライブ配信での投げ銭(コイン)
② 企業とのタイアップ企画
③ 広告収入
④ 商品の販売
などが海外版のTikTokでは
実装されています。
① ライブ配信での投げ銭(コイン)
海外のTikTokでは
フォロワー数1000人以上のクリエイターは
ライブストリーミング(動画の生配信)
を行う事が出来る事になっています。
こちらのシステムは日本の
SHOWROOM や Youtube Liveなどに
似ています。
ライブ配信を見ている人は
「コイン」と呼ばれるものを
TikTokで購入し、
それを動画配信者に送ることが出来ます。
ちなみに
2020年6月時点のアメリカの場合、
コインの値段は以下の通りでした。
- 65コイン=$0.99(約100円)
- 330コイン=$4.99(約500円)
- 1,321コイン=$19.99(約2,000円)
- 3,303コイン=$49.99(約5,000円)
- 6,607コイン=$99.99(約10,000円)
動画配信者は
溜まったコインを今度は
「ダイヤモンド」
と呼ばれるものに変換します。
1コイン=0.5ダイヤモンドで
10,000コインは50アメリカドル(=約5300円)
に相当します。
そしてダイヤモンドは
PayPalを経由して
現金に変換する事が可能です。
ちなみにこちらの換金率は
アメリカの場合なので
日本でも同じくらいになるかどうかは
まだ分かりません。
② 企業とのタイアップ企画
海外の人気TikTokerの多くが
ファッションブランドやヘルスケアブランドからの
商品紹介やPR活動によって
収益を得ていると言われています。

引用元:https://www.thehypemagazine.com/2018/12/queen-loren-gray/
こちらは「フォーエバー21」の
2018年キャンペーン・モデルを務めた際の
ローレン・グレイの写真。
世界の人気TikToker上位の人たちは
1回のスポンサー案件の動画投稿で
実に1000万円以上の費用が発生するそうです!
日本の一部のトップTikTokerの中には
すでにスポンサー案件による
収益が発生している人も
中に入るようです。
③ 広告収入
TikTokでは
Youtubeなどのように
動画の再生回数に応じて
スポンサー企業からの広告収入が
発生する場合があります。
この場合の収益率については
Youtube同様、公にはなっていません。
④ 商品の販売
こちらは中国版TikTokのみで
実装されている新サービスだそうですが、
ライブ配信をしている動画配信者が
自分の紹介したい商品を
TikTokのアカウントから
直接オンラインで
販売する事が出来ます。
こちらは
「ショッピングカート機能」
と呼ばれており、
2019年6月の時点で
100万人以上がこの機能を利用して
商品を購入したとされており
その売上合計額は
4億元(=60億円)以上
だったと言われています。
今年、アメリカ大統領ドナルド・トランプが
TikTokのアメリカでの事業を
アメリカ国籍企業に売り渡すよう命じた際、
小売大手の「ウォルマート」が
買収に名乗りを上げたのは
TikTokのこの
「ショッピングカート機能」
の可能性に目を付けたからだと
言われています。
まとめ
あくまでTikTokの海外版の情報を
この記事ではご紹介させて頂きました。
これらの収益化手段のうち
どれが日本版に適用されるのかは
未だに不明ではありますが、
新しいソーシャルメディアの在り方や
インフルエンサーの活躍の場として
期待が高まりますね!
最後までお読み頂き
ありがとうございました!!