はじめに
2019年の12月頃に中国の武漢で見つかって以来
世界中の人々や経済を巻き込んだ大騒動となっている
「新型コロナウイルス」。
最近では、その長い名称も
「コロナ」「コビッド」などというように
簡略化された呼び名が日常的に使われるようになり
私たちの日常生活の中で
当たり前のように口にするワードとなりました。
この記事では、
そんな新型コロナウイルスの
名前の由来について紹介しています。
(※注:医療の専門家による解説記事ではありません)
新型コロナウイルスの正式名
私たちが近年、毎日のようにその名を聞く
「新型コロナウイルス」。
国際的な正式名称を
「Coronavirus disease 2019」
と表記され、英語で発音をすると
「コロナヴァイラス・ディズィーズ・トゥウェンティーン・ナインティ―ン」
と言います。
日本語では「ウイルス」と言いますが
英語では「virus」と書いて
「ヴァイラス」と読むんですね。
このままでは名前が長すぎるので、
通称で「COVID-19」
「コウビッド・ナインティ―ン」
と呼ばれています。
日本の有識者や専門家は
「新型コロナウイルス」ではなく、この
「コウビッド」「コビッド」の方を
好んで使う方が多い印象があります。
これは一重に、
「コロナ」「コロナウイルス」
という呼び名が
誤解を生む可能性があるため、
新型コロナウイルス=COVID-19
であることを明確にしたいからなのだと思います。
「コロナ」の意味
そもそも、私たちが言う
「新型コロナウイルス」「コロナウイルス」
という名前にはどんな意味があるのでしょうか?
まず初めに、
「コロナウイルス」と呼ばれるウイルスには
実はいくつも種類があります。
人に感染するものとして有名なのは
数年前に世間を賑わせた
SARS(サーズ)やMERS(マーズ)などでしょう。
先に書いた通り
専門家があえて「コビッド」という言葉を使うのは
「新型コロナウイルス」という名前が
SARSやMERSなど
他のコロナウイルスと区別するためと
思われます。
「コロナウイルス」の特徴は
突起のようなものがウイルスの周囲を覆っている事。
この突起のような部分は
タンパク質で構成されていて、
その形状が「王冠」に似ている事から
「王冠」のラテン語である「corona(コロナ)」
という名前が付けられました。

引用元:Photo by wildan alfani on Unsplash
そしてこれが
この特徴的な形をしたウイルスの
名前の由来となっています。
まとめ
今までなんとなく知っていた気になっていた
「コロナウイルス」でしたが、
名前の意味や由来については
あまり知らなかったという方も
いるのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。