マレーシアの近海に生息している
「ネムリブカ」というサメの頭部に
奇妙な斑点やくぼみのある物が発見されているとして
話題になっています。

引用元:http://www.zoocan.jp/zukan/index.cgi?252
こちらがそのネムリブカ。
体長は約1.6mほどの小型のサメです。
この頭部に不可解な皮膚病があるサメが
ボルネオ島やシパダン島近くの海で目撃されています。

引用元:https://edition.cnn.com/2021/06/15/asia/malaysia-reef-sharks-mystery-skin-disease-intl-hnk/index.html
皮膚病にかかったネムリブカの写真。
痛々しいですね・・・
皮膚病の原因については
まだハッキリしたことはわかっていませんが、
シパダン島は海洋保護区に指定されているため
サメの皮膚病の原因は漁業による影響ではなく
海水温の上昇が影響しているのではないかと
専門家は言っているとのこと。
謎の皮膚病を発症したサメの目撃相次ぐ、マレーシア沖(字幕・14日)
調べたところ、確かにシパダン島は
2019年から島への渡航を許可制にしており
2020年からは1日に178人しか渡航を許可しないように
制限をかけているそうです。
また、11月の1ヶ月間は
完全に人の渡航を禁止しており
人間の影響による可能性は極めて低いそう。
渡航の目的はダイビングなどのレジャー目的の観光。
アオウミガメなどが見られるらしく
ダイバーには人気の場所のようです。
サメの皮膚病、一体何が起こっているのでしょうか。
今後の調査の結果を待ちたいと思います。