はじめに
回転寿司を扱う大手チェーン
スシローグローバルホールディングス
が2020年8月20日より
台湾茶専門店・Sharetea(シェアティー)を
新宿マルイの本館にオープンさせました。
「寿司チェーン店がカフェを始める」
「しかも扱うのは台湾茶らしい」
と聞くと
なんだか意外な気がしますが
実はその挑戦の裏には
飲食店が抱える「ある悩み」がありました・・・!
この記事では
そんな疑問を解決できる情報を
シェアしています。
なぜ寿司屋が台湾茶を扱うのか?
実はスシローは2017年11月に
『スシローカフェ部』
なるものを発足。
2018年には東京の原宿・表参道エリアに
期間限定のカフェ
「スシローカフェ部 表参道スイーツテラス」
をオープンさせるなど
カフェ事業に力を入れているんです。

引用元:https://netatopi.jp/article/1133642.html
スシローがカフェ事業に力を入れる理由は
昼食から夕食までの間に出来る
午後2時から5時までに発生する
「アイドルタイム」の無駄
をなくすことにあります。
お客の少なくなるこの時間帯に
スイーツやドリンクを目的とした顧客を呼び込み
店の稼働率と生産性を高めようと
カフェメニューの充実化に
取り組んでいるスシロー。
そんな中、
近年の「タピオカブーム」を受けて
スシロー店舗で2019年7月から販売を始めた
『光るゴールデンタピオカミルクティー』
が大ヒット!!
発売からわずか3カ月で
175万杯を販売する人気商品となります。

引用元:https://netatopi.jp/article/1196907.html
ボトルの下からライトを当てると
タピオカが金色に光るという事で
「SNS映えする!」と話題になりました。
こちらのタピオカミルクティー開発で
台湾茶房Sharetea(シェアティー)とコラボし
成功したことがきっかけとなり、
今回Sharetea(シェアティー)日本進出の
パートナー企業として
スシローが手を挙げる形と
なったようですね。
台湾茶専門店『シェアティー』とは?
Sharetea(シェアティー)は
1992年に台湾の台北で創業した
台湾茶とタピオカミルクティーの専門店です。
現在アジアやヨーロッパなど
世界15か国で500店舗以上
を展開しています。

引用元:https://www.akindo-sushiro.co.jp/cafebu/sharetea/
商品のクオリティーを担保するため
Sharetea(シェアティー)で使用される茶葉は
全て台湾から直接輸入しています。
そして今回、
スシローとの合弁会社
Sharetea Japanを起業し
日本1号店を新宿にオープンさせました。
『シェアティー』の特徴と商品ラインナップ
今回の日本1号店の制服デザインには
有名ファッションデザイナーの
平安座(へんざ)レナ氏
が起用されたことも話題になっています。
<Sharetea(シェアティー)の制服>

引用元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2008/20/news071.html
カラフルでユニークな制服デザインについて
平安座氏はインタビューで
飲食店の制服は無地で清潔感を出すのが一般的。
しかし『台湾茶の新しい楽しみ方』
を表現したいと思い、
海外のリゾート地などで目にした
開放的で大胆な柄を採用した
引用元:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01120/
と紹介しています。
また、気になる
「商品ラインナップ」
については、
となっています。

引用元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2008/20/news071.html
左から「鉄観音ティー」「ブラックティー」「四季ティー」「ルビーティー」「ウーロンティー」の順。お値段は350円~800円(税別)。

引用元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2008/20/news071.html
左から「レモンモヒーティー」「フルーツティー」「グレープフルーツティー」。値段はレモンモヒーティー600円、ほか2種類は650円(全て税別)。
Sharetea(シェアティー)の特徴としては、
抽出したドリンクの中に
ティーバッグを追加して提供する事で
茶の味や香りを長持ちさせる
という手法が使われるそう。
また、お茶の抽出方法についても
お茶のうま味を最大限に引き出すために
専用のティーエスプレッソマシンを導入し、
お茶の種類ごとに抽出方法を変えている
引用元:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01120/
というこだわりようです。
今回の日本1号店出店に当たり
本場の台湾店では
シロップ入りの甘いお茶が提供される
のが一般的だそうですが、
日本のSharetea(シェアティー)では
シロップの甘さを控えめにした上で
「無糖」「標準」「甘め」から選べるようにした
というローカライズが為されたという点も
甘い飲み物が苦手な人でも
それぞれの好みで選べるので
嬉しい配慮ですよね。
今後の事業展開について
Sharetea(シェアティー)の
日本事業の今後について
小林 哲社長は会見で、
若年層には『コーヒーが飲めない、でもカフェが好き』という需要が存在する。
日本の台湾茶市場は2000店舗程度までは成長する可能性が大きい。
生活のスイッチをオンにする飲み物がコーヒーなら、
スイッチをオフにしてリラックスしたいときにお薦めなのが台湾茶。
引用元:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01120/
と台湾茶の魅力について
語っています。
今後は日本国内での店舗を
500店舗に増やすことを目標に
事業展開を行っていきたいとの事。
小林社長は
「ティー版のスターバックスを目指す」
と意気込みを語っています。
現在、日本国内にスターバックスは
1581店舗ありますので、
是非500店舗の目標を軽々とクリアして
Sharetea(シェアティー)を
スターバックス並みの店舗数まで
増やして行って欲しいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
参考になれば幸いです!
最後までお読み頂き
ありがとうございました。