独学で英語をマスターすることは可能なのかについて解説!

英語

これから英語を勉強しようと思っている方の中には、英会話スクールに通ったり、海外留学に行くのではなく、できれば日本にいながら独学で英語ができるようになりたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

 

私は両親も祖父母も純日本人。

帰国子女でもなく、インターナショナルスクールに通った訳でもなく、海外留学も1年だけしか経験はありませんが、俗にいう「英語がペラペラな人」です。

 

現在のTOEICスコアは940点を取っており、友人の半数以上は外国人となっています。

 

私自身、1年の留学以外はほぼ独学で英語を学び、発音力や語彙力等を身に付けた経験から、独学で英語をマスターすることは可能なのかどうかについてこの記事では解説したいと思います。

 

英語の独学に興味があるという方は、ぜひ最後までご覧になってください。

 

 

英語を独学でマスターすることは可能なのかどうかについて

 

まずはじめに、「英語を独学でマスターすることは可能なのかどうか」についてですが、結論としては、可能です。

 

ただし多くの方が想像するように、海外留学に行ったり、海外に移住することと比べると、そのハードルは高いという事は言うまでもありません。

 

特に英語の学習においては、いかに優良な教材やコンテンツを使って英語を勉強したとしても、教科書にはない「生のコミュニケーションで使われる英語」というものが存在します。

 

 

外国に住むことで自然と触れることができるこういったリアルな英会話が入手しづらいという点において、日本にいながら独学でリアルな会話で使われるような英語フレーズや表現をマスターしようとすることは非常に難しいと言えます。

 

英語を独学で学ぶメリット

 

独学で英語を学ぶ一番のメリットは、やはりコストを抑えられることにあります。

 

英会話スクールに通ったり、海外留学や海外移住をするとなった場合にかかるコストは、安くても数万円、高いと百万円以上になることがざらです。

 

しかし、書籍やオンラインのコンテンツを使って学習をする場合は、上手くやれば費用ゼロ円で英語をマスターすることも可能です。

 

また、独学で英語を学ぶメリットとして、自分なりの英語学習メソッドを編み出すことができるという点も挙げられます。

 

英語独学も慣れてくると、自分自身の得意や不得意が分かってくるため、勉強する時間や環境、モチベーション維持のための独自のやり方などを見つけることができ、そのメソッドを体系化することができれば英語学習系のインフルエンサーたちのように、他の英語を勉強している方向けにアドバイスをすることもできるようになります。

 

英語を独学で学ぶデメリット

 

一方で、英語を独学で学ぶデメリットとして挙げられるのが、時間がかかるという事です。

 

英会話スクールなどのようなプロによって作られた正攻法のカリキュラムを利用することは、人によっては非常に効率が良く、英語を学ぶ上でも効果的である場合が多いです。

 

また、海外留学やワーキングホリデー、海外移住など、外国に住みながら生きた英語を学ぶ環境に自身を置くことは「英語ができないと日常生活もままらなくなる…!」という非常に強い動機になり、必死になって英語をマスターしようとするため、英語の吸収力も高くなり、アウトプットの機会も多いため、より早く身になるという利点があります。

 

英語を独学で学ぼうとした場合、こうした恩恵を受けることができなくなるため、時には無駄とも覚えるような勉強法に手を出してしまって回り道をしたり、モチベーションが上手く維持できずに英語をサボってしまったりと、なんだかんだと時間がかかってしまうという結果になりがちです。

 

 

英語を独学で学ぼうと考えている人へのアドバイス3選

 

そんなメリット、デメリットを理解した上で、やっぱり独学で英語を勉強したい!と思う方に、私から少しアドバイスをしたいと思います。

 

英語独学のアドバイス①:1つの教材にこだわりすぎない

 

英語を独学で学ぼうとする際にやりがちなのが、1つの教材を最後までやり切ることを目標にしてしまう事です。

 

もちろん、自分に合った教材を見つけてそれをやり切ることが出来たのなら一番良いと思います。

 

ですが、続けていくうちに合わないなと感じたり、あまり記憶に定着しないなと感じた場合は、無理にその教材に固執せず、本屋に行って別の書籍を探してみたり、YouTubeで英語学習法を紹介している動画をチェックしたり、新しいオンライン英会話の講師にチェンジしてみるのも良いと思います。

 

英語学習は継続することが何よりも重要なので、飽きたな、面白くないな、合わないなと感じたら、例え今取り組んでいる教材が途中であっても、別の教材にチャレンジすることをおすすめします!

 

英語独学のアドバイス②:モチベーションが上がる自分なりの方法を見つける

 

先にも述べた通り、英語学習は継続が何より大事です。

長く英語を勉強していると、当然ながらモチベーションが下がるタイミングが何度も訪れます。

 

そんな時、自分なりのモチベーションアップの方法をいくつか用意しておくと良いです。

 

特に効果的でおすすめしたいのが、

● 環境を変えること
● 道具を変えること
● クリアしやすい小さな目標を立てること

の3つです。

 

例えば、普段は家で勉強をしている場合、カフェや図書館に行って勉強をすると気分が変わって集中力が増すことがあります。一緒に英語を勉強する仲間を作る、というのも環境を変えることでモチベーションが上がるので効果的です。

 

また、ノートやペンを使って勉強をしているのなら、ノートやペンを新しいものに変えてみるのもテンションが上がってGOODです!

 

さらに、「毎日1時間は英語の勉強をする」という目標を立てている場合、例えば「最低でも1日20個は新しい英単語を覚えて、そのうち7個は確実に覚えたという状態にする」という小さな目標を立てると、勉強のモチベーションが下がってきたなと感じたタイミングでも

 

今日は1時間英語の勉強をするのはしんどいけど、せめて英単語だけは7個覚えられるようにしよう!

という風に考えることができ、英語学習に挫折しづらくなります。

 

英語独学のアドバイス③:飽きたら休む!無理をしない!

 

英語の勉強を続けるうちに、なかなか思ったように英語が上達しなかったり、目標の点数がなかなか取れなかったりすると、はじめは高かった勉強のモチベーションが徐々に下がってきてしまうことがあります。

 

そんな時、私のおすすめは「無理せず休むこと」です。

 

英語学習において、私個人としては「英語を嫌いにならないこと」が一番大事だと考えています。

無理に勉強を続けて英語を嫌いになったり、英語学習に対してトラウマを持ってしまうと、せっかくこれまで頑張ってきた時間や労力がすべて無駄になってしまいます。

 

英語を大好きにならなくても良いので、嫌いにならないように気を付けましょう。

 

人が何かを会得するには「学習曲線」というものがあり、勉強した量と比例して英語ができるようになるわけではないため、長い、成長を感じられない期間というものがどうしても存在します。

 

その間に

やっぱり自分には英語の才能がないんだ…!独学なんて無理だったんだ…!!

と考えてしまい、英語の勉強を途中で辞めてしまっては本末転倒です。

 

そのため、英語のモチベーションが下がってきて、どうにも勉強する気が起きないという時は、無理せず休むのが結果として良いと考えています。

 

まとめ

 

この記事では、英語を独学でマスターすることは可能であること。

そして、英語を独学で勉強する場合のメリットとデメリットをご紹介させて頂きながら、英語をこれから独学で学ぼうと考えている方に向けた3つのアドバイスをご紹介させて頂きました。

 

ぜひ参考にしてみて下さい。

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