24時間テレビに登場!小松美羽の作品とスピリチュアルな世界

人物
引用元:http://artmag.fem.jp/artists/miwa_komatsu/

 

はじめに

 

小松美羽(こまつ みわ)という女性をご存知でしょうか?

 

少女のような幼い顔立ち、少し高めの声ではにかむように話す口調がどこかあどけなさを感じさせる彼女ですが、実は今、世界中が注目する新進気鋭の若手芸術家なのです。

 

そのビジュアルからは想像も出来ないような力のある作品を作る彼女の事が気になり、どのような人物なのか調べてみる事にしました。

 

小松美羽の生い立ちと作品

引用元:https://mag.sixty-percent.com/archives/16415

 

小松美羽は長野県坂城町の出身。

1984年11月29日生まれの女性です。

 

女子美術大学短期大学で銅版画を学び、卒業後2年間は研究生として制作を続け、代表作となる『四十九日』を完成させています。

引用元:https://www.facebook.com/MiwaKomatsu/

この作品は小松美羽さんの祖父が亡くなった際に描かれたものだそうです。

 

物心ついた頃から絵を描き始めた彼女ですが、独特な世界観はなかなか他者から理解を得られず、芸術家としてすぐに表舞台に出ることは叶いませんでした。

 

 

『四十九日』を見せたアート関係者達からはあまり良い評価を得ることが出来ずにいた小松美羽さんでしたが、ある日アートプロデューサーの高橋紀成氏に出会った事で転機が訪れます。

 

『四十九日』を評価してくれた高橋紀成氏から、阿久悠のトリビュートアルバムのCDジャケットの絵を描いてみないかと勧められチャレンジすることに。

締め切りは3日後という無謀とも思えるスケジュールの中で寝る間を惜しんで画を描きまくり、見事CDジャケットの表紙を飾るという画家として初めての仕事を手にすることが出来ました。

 

このことをきっかけに小松美羽さんはアーティストとしての考え方を新たにするようになります。

 

絵というのは自己満足だけで描いていたら、人はマスターベーションを見せられているような不快な気持ちになるけれど、人の心に入っていくものを描ければ、自分も人も満足できる。簡単なことではありませんが、私はプロでありたい。そのためには、あきらめないこと。そして、自分の作品が理解されないことを人のせいにしないこと。自分を律して生きていかなければいけないなと考えるようになりました。

引用元:https://journal.rikunabi.com/p/career/22220.html

 

その後も人や新しい表現との出会いを通じ、彼女の作品はますます力強く、そして色彩鮮やかになっていきました。

 

そして、こちらが2013年に出雲大社に奉納された作品『新風土記』です。

引用元:https://www.iwasaki.co.jp/corporate/talk/10_komatsu-02.html

 

禍々しさと神々しさが入り乱れた混沌とした作品です。

見ていると急に心細くなるような、胸がザワザワするような感覚になりませんか?

怖い・・・ような、そしてすごく強い。

 

きっとこの感覚こそが私たち日本人の意識する「神」、そして「死」であり「生」なのかもしれません。

 

この世の生を終えて死ぬ瞬間、そして無(死)の世界からこの世に生まれ出でるその瞬間に生き物が感じる圧倒的なパワー、それを絵にするとこのような物なのかもしれない・・・と私は感じました。

 

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小松美羽と山犬

 

小松美羽さんは幼少の頃から不思議な力を持っていたようです。

 

彼女は山深い地域で育ちましたが、遊びに夢中になって日が暮れてしまい帰り道が分からなくなってしまうようになると、決まって「濃い茶色の中型犬くらいの大きさの山犬」が現れ、彼女を家まで道案内してくれたそうです。

 

小松美羽さんが中学生になった頃、雪の中を歩いているとあの山犬が現れ家まで案内をしてくれたそうですが、ふと山犬の足元を見ると「足跡がない」という事に小松さんは気が付き「あっ!」と声を上げてしまいます。

 

するとその山犬はそのままクルクルと周り、消えてしまったそうです。

 

 

どうやらこのような「不思議体験」は小松美羽さんにとっては日常茶飯事だったようで、別のインタビュー記事では

小さな頃から、近くの神社や土手に行き、様々な自然の中に身を置くと、私の周りに妖精のような、あるいは妖怪のような「生きもの」が現れて、それを絵に描くのがとても楽しく、最初は他の人には見えない存在であるとも思わずにいました。

引用元:https://www.iwasaki.co.jp/corporate/talk/10_komatsu-01.html

と語っています。

 

私は「見えない人間」なので、もし彼女の作品を見る前にこのような話を聞いていたとしたらなんだか作り話のようだと感じてしまったかもしれませんが、小松美羽さんの作品を見た後ではこの彼女のストーリーも「納得」してしまいます。

 

小松美羽さんは現在でもそのような不思議な生き物たちの存在を感じると言い、海外に行くとその土地の「見えない」生き物たちを見ることがあると言います。

 

小松美羽の生み出す作品はどうして人を魅了するのか?

 

2015年には有田焼の狛犬『天地の守護獣』が大英博物館のキュレーターの目に留まり、博物館に永久所蔵される事となりました。

引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000535.000003670.html

 

彼女の作品には「美しさ」では表し切れない、「力強さ」「神々しさ」があるように思います。

 

「作品に命が宿る」という言い方がありますが、小松美羽さんの作品を見ているとただの生命力ではない、何か宇宙の根源となるような桁違いのレベルの高い「命」、古代の人々が「神」と呼んでいたモノが宿っているような気がしてしまいます。

 

その桁違いの生命力を感じて人々は圧倒され、魅了され、畏怖するのかもしれません。

 

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まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

小松美羽さんの作品を見た後に彼女の姿と声を知ると、なんだかもうこの方自身が妖精か何かなのではないかとすら思えてきます。

 

ライブペインティングも行っている小松美羽さん、いつか是非本物を生で体感したいなと思いますね。

 

・・・と!思っていたら!!

なんと8月23日(日)〜24日(月)、日本テレビ系列で放映予定の「24時間テレビ 愛は地球を救う」にて、小松美羽さんのライブペインティングが行われる予定だという情報が入りました!!

 

場所は「国技館」。

4m超の巨大な金のキャンバスに全身全霊でペイントを描き、ライブペイント終了後、緊急チャリティーオークションへ出品される

引用元:https://numero.jp/akotanaka-197/

ということです。

 

今回はライブ配信という事で、新型コロナウイルス感染予防のために観客の動員はないという事なのかもしれませんね。

 

是非テレビを通じて彼女の作品が「生まれる」瞬間を心に刻みましょうッ!!

 

最後までお読み下さりありがとうございました。

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