はじめに
2020年7月5日のアメリカ独立記念日に「アメリカ大統領選出馬」を表明した歌手のカニエ・ウェスト。
そんな彼の行動を受けて『対抗馬』としてネットを賑わせているのがテイラー・スウィフトです。
「どうしてテイラー・スウィフトの名前がここで出てくるわけ??」
と不思議に思っている方は是非こちらの記事をご覧下さい。
何かとお騒がせ発言や行動の多いカニエ・ウェスト&キム・カーダシアン夫妻。
実はテイラー・スウィフト以外にもトラブルや意見の食い違いから「カニエ・ウェストと仲違いした」有名人やセレブリティーも結構いるようです。
そこでこの記事では、そんなカニエ・ウェストと以前は仲が良かった(もしくは特に問題はなかった)けれど、のちに仲違いをして現在はあまり関係が良くない有名人達について調べることで、アメリカ次期大統領選へ影響を与えそうな人々をピックアップしてみました。
テイラー・スウィフト(歌手)

引用元:https://ellegirl.jp/article/b_feat_AMAs_2019_1125/3/
こちらの記事にも書いた通り、カニエ・ウェストとテイラー・スウィフトの関係は修復不可能なまでに最悪です。
一度はカニエの謝罪もあって関係を修復。
「誤解は解けた」として友人関係を数年続け、一緒に食事に行ったりパーティーで仲良く写真を撮る姿が見られたりと『雨降って地固まる』の好例として世間に知られるようになったカニエ・ウェストとテイラー・スウィフト。
しかし新曲『Famous』を通じた突然のカニエの裏切り(?)によりトラブルは再燃!
「テイラー・スウィフト擁護派」と「カニエ・ウェスト擁護派」に分かれて芸能界から一般人にかけて、様々な人々がコメントする事で事件は大炎上。
2009年に起こったアクシデントが今でも取り沙汰されています。
先の「対抗馬としてテイラー・スウィフトを!」と賑わいを見せているのは実は彼女のファン達。テイラー・スウィフト自身は「もう関わりたくない」とばかりにカニエ・ウェストに対する発言などを最近では一切していません。
テイラー本人ではなく取り巻きの人々が例の事件のことを未だに根に持っているようで、今回のカニエのツイートを期に変に騒いでいるだけのようです。
でももし、カニエ・ウェストが「炎上商法」を狙うなら、話題作りのためにテイラーの事をディスるようなツイートがその内あるかも・・・?
ジョン・レジェンド(歌手)

引用元:https://www.popsugar.com/John-Legend
カニエ・ウェストの友人だったのに仲違いをした著名人として有名なのが、歌手のジョン・レジェンド。
ジョン・レジェンドが大学卒業後、働きながら活動する無名歌手だった時にカニエ・ウェストと出会います。
当時大注目の新人アーティストとしてすでに名の知られていたカニエの計らいで彼と同じレーベルからデビューし、ジョン・レジェンドはまたたくまに有名アーティストの仲間入りを果たします。
恩人であり親しい友人であるカニエ・ウェスト。
しかし2人の仲はカニエの政治的発言を経て一変!
2018年にカニエがツイッターでトランプ政権を支持する内容のツイートをすると、ジョンがカニエに「トランプを支持するって言わないでくれ。君が言うと影響が大きい。」とメールを送る事態に。
友人同士のやりとりとして収まれば良かったのですが、なんとカニエはこのジョンからのメールを一般に公開!これが2人の関係がギクシャクする要因となってしまいました・・・
しかし「思った事を正直にズバズバと言い合える友人関係」として美談に終わらせようとした矢先、今回の大統領立候補のツイッターを受け、ジョン・レジェンドとカニエ・ウェストの関係はついに「終わり」を迎えたようです。
このほどジョンはカニエのレーベルから新曲を出すことをせず、カニエとのコラボもなかったとか。
音楽の方向性も政治的な考え方も相容れないとして、長年の友情もどうやら解消に至ったようですね。
バラク・オバマ(政治家/元アメリカ大統領)

引用元:https://www.cnn.co.jp/usa/35062524.html
アメリカ初の非白人大統領として2009年から2017年任期にあったバラク・オバマもカニエ・ウェストに対してはあまり好意的ではありません。
2009年に黒人男性であるカニエ・ウェストが白人女性歌手であるテイラー・スウィフトの受賞シーンで失礼な行動を取ったことに対し、オフレコで「あいつは間抜けだ」と発言したことが、当時その場に居合わせた記者によりツイッターで公開されてしまいました。(オバマ自身がツイッターで発言したわけではありません)
この時の発言でオバマはカニエが嫌いなのかと思ったのですが、その後の別のインタビューでオバマは「カニエの音楽的才能はずば抜けているよね。自分のiPadにもカニエの曲がいくつか入っているよ」として、ミュージシャンとしてのカニエに対しては良い印象を持っているように言っています。
カニエの方もオバマの「間抜け」発言に対しては割と冷静で「世間がそう思ったってことだろ?いいよ、俺はみんながイイと思う事を形にするだけだから」としています。
ただカニエはオバマの大統領としての手腕に不満を感じていたようで、「オバマの任期中シカゴは何も変わらなかった」とツイート。同じアフリカ系アメリカ人でありながら徐々にカニエは The白人!のドナルド・トランプ支持者になっていきました。
カニエ・ウェストの政治的な発言に対し良い印象を持っていないバラク・オバマですから、カニエの大統領選出馬に対してもあまり気乗りしないでしょうね。
Jay-Z & ビヨンセ夫妻(歌手)

https://ellegirl.jp/article/c_celebrity_cheat_scandals_19_1213/jey_z/
大学在学中だったカニエ・ウェストの音楽的才能を見出し、音楽プロデューサーとして側に置き才能を開花させるきっかけを作ってくれたのが、Jay-Z(ジェイ・ズィー)。
Jay-Zにとってもイカした曲を提供してくれるカニエ・ウェストの存在は大きく、お互いになくてはならない存在として「兄貴」「弟」と互いを呼び合うほど業界では有名な「大親友」の2人。
しかし、リアリティ番組への出演や派手な言動や行動が多いカニエの妻キム・カーダシアンに対し、アメリカを代表する歌姫であり不用意なメディア露出を嫌うJay-Zの妻ビヨンセ。この2人が旦那同士と同じように仲良しにならなかったことでカニエは不満に思ったようです。
カニエとしてはキムとビヨンセが自分とJay-Zのように親友になってくれれば家族ぐるみでもっと仲良くできるのに!という思いからJay-Zに対して文句を言うようになったそう。
ついでにお金のことで揉めたりとなんだか関係がぎくしゃくするようになり、テイラー・スウィフトとの事件をきっかけに更に関係は悪化。
ですが2019年頃から少しずつ仲直りしだしたようで、4人で一緒にいる姿が見られるようになりました。
しかし、Jay-Zとビヨンセ夫妻はバラク・オバマ夫妻とは非常に仲が良いので有名です。バラク・オバマが2期目の大統領就任時に国歌斉唱をしたのはビヨンセですしね!
先にも触れたオバマとカニエの微妙な関係を考えると、Jay-Zとビヨンセが政治的にカニエ・ウェストを支援するのはちょっと考えにくいですね・・・
パリス・ヒルトン(タレント/実業家)

引用元:https://spur.hpplus.jp/culture/celebritynews/201903/30/UJkTaHA/
カニエ・ウェストの妻キム・カーダシアンの元(?)親友のパリス・ヒルトン。
キム・カーダシアンがあれだけ有名になったのは、パリスの影響も多分にあると言えるでしょう。
キムは元々パリスの「クローゼット・オーガナイザー」として仕事をしていたと言っています。オーガナイザーという肩書から察するに、一緒に買い物に行ってパリスに似合いそうな服を選ぶ手伝いをしたり、クローゼットの中身を見栄え良く分かりやすく並べ替えるアドバイスをしたり、いらない服や靴を整理したり・・・なんてことを仕事にしていたのでしょう。
パリスが出演していた “The Simple Life” という番組でパリスとキムが一緒に買い物をする様子が何度か放送されると「パリスの友達が可愛い!あの子は誰?」と話題になったことが現在のセレブリティ「キム・カーダシアン」が生まれるきっかけだったとか。
キムが有名になるにつれパリスがそれに対して嫉妬をするようになり2人の仲がこじれてしまったそう。
そんな中、キムの夫であるカニエ・ウェストが大統領選出馬をツイッターで発表すると、すぐさま反応したのがパリス・ヒルトン!
こんな画像まで作成して「私も立候補します!」とインスタグラムに投稿しました。
単におもしろがっているだけなのか・・・?
真意は分かりませんが、この投稿だけ見るとカニエの大統領選出馬に乗じて、キム・カーダシアンに対する嫌味なジョークを炸裂させたように見えますね。
最近のツイッターでは昔のようにキムの事を悪く言ったりという事はなく「仲直りしたのか?」と世間が思っていただけに、今回のパリスの投稿で(やっぱりキム・カーダシアンとパリス・ヒルトンはまだ仲違いしたままだったのか)と知られることになりました。
「敵の味方は、敵」ということなんでしょう。
オンナって怖い・・・(汗)
まとめ
いかがだったでしょうか?
カニエ・ウェストのアメリカ大統領選出馬が取り沙汰される中「うーん」と首をかしげる人がいる一方で、イーロン・マスクなど全面的に支援するとしている著名人もいます。
彼らの持つそれぞれの発言力とファンの数。
カニエ・ウェストが本当に立候補するとしたら、それらが次の大統領選にどのように影響してくるのか大注目です!
といったシンプルな対立構造でないだけに、次のアメリカ大統領選はかなり混沌とした戦いになりそうですね。
人種や性別など、目に見える分かりやすい特徴を軸に出来ないだけに、それぞれが持つ「思想」や「嗜好」をしっかりと見て判断する必要がありそうです。
今後のカニエ・ウェストや彼を取り巻く様々な著名人たちの発言から目が離せませんね!!