デルフィーヌ・ボエルってどんな人?婚外子からベルギー王女へ!おいたちとプロフィール

人物
引用元:https://www.ellegirl.jp/celeb/a34243142/c-why-is-king-alberts-illegitimate-daughter-20-1002/

はじめに

2020年10月1日、

ついにベルギー王室の「隠し子」

と言われていた女性、

彫刻家のデルフィーヌ・ボエル氏の父親が

前ベルギー国王 アルベール2世である事が認められ

デルフィーヌ・ボエル氏が「王女」である事が

正式に発表されました。

 

この記事では

そんなデルフィーヌ・ボエル氏の

おいたちついての情報を

シェアしています。

 

ベルギー王室の隠し子問題について

時はさかのぼる事、1997年。

「ベルギー王室には隠し子がいる」

という噂が流れ出します。

 

そして1999年、

当時18歳だった少年マリオ・ダニエル氏が

友人(王族に近い人物)から聞いた話を本にして出版。

本には王室のスキャンダルが書かれており

大きな波紋を呼びました。

 

この本によってアルベール2世には

婚外子がいる事が暴露され、

そして「デルフィーヌ・ボエル」の名が

世間に知られるようになります。

 

国王の娘であるデルフィーヌ・ボエル氏はその後、

父親であるアルベール2世に対し

認知を求める訴訟を起こしましたが

今日までアルベール2世は

親子関係を認めませんでした。

 

しかし今回アルベール2世が

デルフィーヌ・ボエル氏を

正式に自身の子供であると認め、

「王女」と「殿下」の称号を与えることに

同意をしたという事で

世界中で話題になっています。

 

「王族が婚外子を認知する」

という事は過去世界中でも

あり得た話なのだそうですが

今回「婚外子に”王女”という称号を与えた」

と言う点が世界でも異例の事なのだそうです。

 

デルフィーヌ・ボエルのおいたち

デルフィーヌ・ボエル(Delphine Boël)は

1968年2月22日にベルギーで生まれます。

 

彼女のフルネームは

「Delphine Michèle Anne Marie Ghislaine de Saxe-Cobourg-Gotha」

(読み:デルフィーヌ・ミシェル・アン・マリー・ギレーヌ・ドゥ・ザクセン=コーブルグ・ゴータ)

です。

 

母親はシベル・ド・セリス=ロンシャン

バロネス(=女男爵)の地位にある貴族です。

 

引用元:https://www.lalibre.be/belgique/les-verites-derangeantes-de-sybille-de-selys-52255a56357060cc093f3418

 

↓若い頃のシベル・ド・セリス=ロンシャン氏

引用元:https://akingswhore.tumblr.com/post/173584893251/sybille-de-selys-longchamps-born-28-aug

 

(すごい美人です・・・!!)

 

 

当時シベル氏は

貴族で実業家のジャック・ボエル氏と結婚しており、

アルベール2世とは1966年から1984年まで

「18年間不倫関係にあった」

とインタビューで答えています。

 

アルベール2世は1959年にパオラ妃と結婚しており、

当時は国王ではなく皇嗣の立場に。

4歳年上の兄・ボードワン国王が

王位についていました。

 

↓アルベール2世

引用元:https://www.today.com/news/belgiums-king-albert-ii-announces-he-will-abdicate-throne-6C10526374

 

一方のシベル・ド・セリス=ロンシャン氏は

1962年にジャック・ボレル氏と結婚。

しかし2人の間には子供が出来ず、

シベル氏は自分は妊娠しにくい身体だと

思っていたそうです。

 

そうした状況の中、

アルベール2世とシベル・ド・セリス=ロンシャン氏

の「ダブル不倫」がスタート。

 

そして

シベル・ド・セリス=ロンシャン氏は妊娠します。

 

不倫相手の子供を妊娠したことについて

シベル氏は

「私は子供ができないと思って油断した。問題があったのは夫の方だったなんて」

引用元:https://news.biglobe.ne.jp/international/1109/nwk_181109_7279692480.html

とインタビューで語っています。

 

そして不倫期間からも分かるように

子供が生まれてからも不倫は続きます。

 

デルフィーヌ・ボエル氏がまだ幼い頃

アルベール2世と母シベルと共に

一緒に過ごしたこともあるそうです。

 

1978年、デルフィーヌ・ボエル氏が

10歳の時に両親は離婚。

 

「君主制を危険にさらさないためです。国の運命は私よりも重要でした」

引用元:https://news.biglobe.ne.jp/international/1109/nwk_181109_7279692480.html

 

1982年に母がイギリス人の男性と再婚。

母子はイングランドに移住します。

 

しかしこの時もまだシベル氏は

国王と不倫関係にあるのですから

中々の複雑ぶりです・・・!

 

デルフィーヌ・ボエル氏はその後

イングランドとスイスの全寮制の学校に進学。

 

その後ロンドンにあるチェルシー美術大学で

ファインアートを学ぶと

彫刻家としてのキャリアをスタートさせます。

 

「ベルギー国王の隠し子」

という噂は広まっているにもかかわらず

ベルギー王室とデルフィーヌ・ボレル氏の関係は不透明なまま。

 

イギリスの銀行から

デルフィーヌ・ボレル氏の素性が

明らかでない事を理由に

口座の閉鎖を示唆されるなど

私生活に影響があったことを理由に

2012年にデルフィーヌ・ボレル氏は

アルベール2世に対し認知訴訟を起こします。

 

そして2020年、ついにアルベール2世は

デルフィーヌ・ボレル氏を「実の娘」と認め

父と子(娘)の長きに渡る軋轢に

終止符が打たれる事となりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

参考になれば幸いです。

最後までお読み頂き

ありがとうございました!

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